スマホの乗り換えや機種変更を考えているとき、「データ移行って難しそう…」「失敗したら困る…」と不安に感じる方は多いのではないでしょうか。
実は、ほとんどのデータは自動や半自動で移行できます。ポイントさえ押さえておけば、ショップに頼らず自分でできます。
この記事では、データ移行の基本手順から注意点まで、50代の方にもわかりやすく解説します。自分でできると、乗り換え先の通信会社の選択肢がぐっと広がりますよ。
📋 この記事でわかること
移行前にまず確認すること
「会社だけ変える」か「機種変更もする」かで手順が変わる
データ移行の手間は、乗り換えの内容によって大きく変わります。
会社だけ変える(SIMカードの差し替えのみ)の場合は、スマホ本体はそのまま使うため、データ移行はほぼ不要です。MNP手続きをしてSIMを入れ替えるだけで完了します。
一方、機種変更も同時に行う場合は、データを新しいスマホに移す作業が必要です。特にAndroidからiPhone(またはその逆)への乗り換えは、同じOS間の移行よりも注意が必要です。
バックアップを先に取っておく
どんな移行方法でも、作業前に必ずバックアップを取っておくことが鉄則です。万が一失敗しても、バックアップがあれば元に戻せます。
iPhoneはiCloud、AndroidはGoogleアカウントでバックアップできます。Wi-Fi接続のうえで設定からバックアップを実行しておきましょう。

バックアップって、どうやってやるんですか?

iPhoneなら「設定」→「Apple ID」→「iCloud」→「iCloudバックアップ」から実行できます。Androidは「設定」→「システム」→「バックアップ」でGoogleアカウントにバックアップできますよ。Wi-Fiにつないだ状態でやるのがおすすめです!
自動で移行できるものと手動でやるもの
クラウド経由で自動・半自動に移行できるもの
以下のデータは、クラウドサービスを使えばほぼ自動で移行できます。
・写真・動画:iCloudやGoogleフォトに保存してあれば、新しいスマホでログインするだけ
・連絡先:iCloudまたはGoogleアカウントに同期していれば自動移行
・メモ・カレンダー:クラウド同期していれば自動
・メールアドレス(Gmail等):アカウントにログインすれば使える
手動での対応が必要なもの
以下は自動では移行できず、個別に対応が必要です。
・LINE:トーク履歴の引き継ぎ設定が必要。特にAndroidとiPhone間の移行は古いデータが引き継げない場合があります
・電子マネー(Suicaなど):チャージ残高の移行手続きが別途必要
・認証アプリ(Google Authenticator等):新しいスマホへの移行手順が必要
・ポイントカードアプリ:各アプリの引き継ぎ設定が必要

LINEのトーク履歴って、全部持っていけないんですか?

同じOS間(iPhoneからiPhone)なら基本的に移行できます。
ただしAndroidとiPhone間は、引き継げるトーク履歴は直近14日間のみとなっているんです。
また、LINEのコインやスタンプなど有料アイテムは機種変更前に確認しておくと安心ですよ。
私がLINE移行で失敗した話
私は長くAndroid携帯を使っていましたが、2年前にiPhoneに乗り換えました。周りがみんなiPhoneを使っていて、困ったときに聞ける環境だったので思い切って決断。使い勝手の違いには最初は戸惑いましたが、なんとか慣れることができました。
ただ、最初の移行でひとつ大きな失敗をしてしまったんです。それがLINEのコイン(残高)の話です。
AndroidからiPhoneへの移行では、古いLINEのトーク履歴は14日前までの分しか持ち出せないことは調べてわかっていました。
「じゃあコインは使い切ってから移行しよう」と思っていたのに、いざ手続きを始めたらすっかり忘れていて、残高をリセットしてしまいました。
大金ではなかったけれど、スタンプや着せ替えがいくつか買えるくらいの残高があったので悔しかったです。
皆さんは私のような失敗をしないように、機種変更も伴う場合は、LINEコインなど有料アイテムの残高を必ず確認してから作業を始めてくださいね。
データ移行の基本的な手順
同じOS間の移行(iPhone→iPhone / Android→Android)
同じOS間の移行は比較的スムーズです。iPhoneなら「クイックスタート」機能で古いスマホを新しいスマホに近づけるだけで、ほとんどのデータが自動転送されます。Androidなら「データ移行」アプリを使うか、Googleアカウントでの復元が便利です。
異なるOS間の移行(Android→iPhone)
AndroidからiPhoneへの乗り換えは「iOSに移行」アプリを使うのがおすすめです。写真・連絡先・カレンダーなどを一括転送できます。ただし、LINEや電子マネーなどは別途対応が必要なので、移行前にリストを作っておくと安心です。
自分でできると乗り換えの選択肢が広がる
ショップでのサポートは安心感がありますが、データ移行を店頭に頼ると乗り換えできる会社が限られるという側面もあります。
自分でデータ移行ができるようになると、ショップがない格安SIMにも乗り換えられるようになります。格安SIMは基本的にオンライン手続きが中心ですが、その分料金が安くなることが多いです。
「難しそう」と思っていても、手順通りに進めれば50代の方でも十分できます。まずはバックアップの取り方から慣れてみてください。
この記事のまとめ
・会社だけ変えるならデータ移行はほぼ不要
・機種変更も伴う場合はバックアップを必ず先に取る
・写真・連絡先はクラウドで自動移行できる
・LINEコインなど有料アイテムは移行前に使い切るか確認
・自分でできると格安SIMへの乗り換えがぐっと楽になる
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