【格安SIMは夫婦で揃えるべき?】50代の我が家が”あえて別々”に使い分けている理由

「夫婦で格安SIMにするなら、同じ会社に揃えたほうが家族割でお得ですよ」――そう書かれた記事を見て、なんとなくそういうものかと思っていませんか。

でも、我が家はあえて夫婦で“別々”の通信サービスを使っています。そして今のところ、二人ともこの形に満足しています。

この記事では、FPであり自分自身も50代の家計見直しをしてきた私が、「夫婦で揃える」「あえて別々にする」それぞれの考え方と、我が家が実際にどう使い分けているのかを正直にお話しします。ご自身の家庭に合うのはどちらか、判断するヒントになればうれしいです。

この記事でわかること

✓ 夫婦で格安SIMを「揃える」「別々にする」それぞれの良いところ
✓ 我が家が夫婦で使い分けている実際の組み合わせ(ahamo・楽天モバイル・日本通信SIM)
✓ 夫婦で使い分けるときの選び方と、気をつけたいこと

「夫婦は同じ格安SIMに揃えたほうがいい」と言われるのはなぜ?

たしかに、夫婦で同じ会社にまとめると得をしやすい場面はあります。

ひとつは「家族割」です。2回線目から月額が割引になる会社が多く、二人分をまとめると、それぞれ別々に契約するよりも安くなりやすいです。もうひとつは「データシェア」。決められたデータ量を夫婦で分け合えるプランなら、片方が使い切ってももう片方の余りを回せることがあります。

ほかにも、同じ格安SIMに移行するなら手続きも同時にできて手間がかかりません。支払いも1つにまとまるので、家計の管理がしやすいという声もよく聞きます。

ここまで読むと「じゃあ揃えたほうがいいのでは」と感じるかもしれません。私も最初はそう思っていました。

でも、我が家は夫婦であえて“別々”にしています(実体験)

結論からお伝えすると、今の我が家は夫婦で違うサービスを使っています。なぜそうなったのか、順番にお話しさせてください。

もともとは家族みんなで同じキャリア+家族割でした

数年前まで、我が家は家族そろって同じ大手キャリアを使っていました。もちろん家族割も利用していて、当時はそれが当たり前だと思っていました。

私の仕事で通話が増えて、楽天モバイルへ

その後、私が仕事で電話をかける機会がとても多くなりました。通話料がかさむのが気になって、大手キャリアでかけ放題プランを選ぶよりトータルで安い楽天モバイルに乗り換えたんです。

最初は通信状況への不安もありましたし、使い勝手の面でもキャリアを変えるのは勇気がいりました。でも、ダメなら戻せばいいじゃん。と思い、試してみることにしたんです。

結果、電波も問題なく、通信量も通話も料金を気にせず使えるので大満足!このとき初めて「家族で揃えなくても、自分に合うものを選んでいいんだ」と気づきました。

見直しの結果、今は「夫=ahamo/私=楽天モバイル+日本通信SIM」

最近は格安SIMの選択肢がぐっと増えたので、あらためて夫婦ともに見直して、今の我が家はこうなっています。

  • 夫:ahamo(自営業でお客様からの電話が多く、ドコモ回線の安定したつながりやすさを重視)
  • 私:楽天モバイル(メイン利用)+日本通信SIM(予備) をスマホ1台で併用

夫は仕事で電話がかかってくることが多く、山にいても海岸にいても移動中でも安定していた、ドコモの回線をそのまま使えるahamoにしました。私は発信する通話が多いのと、出先でテザリングも使うことがあるので、かけ放題+データ無制限で低料金の楽天モバイルをメインにしています。

なぜ「揃える」より「使い分け」がよかったのか

理由はシンプルで、夫婦で通信の使い方がまったく違うからです。

夫に必要なのは「とにかく安定してつながること」。お客様からの電話が多い自営業なので、つながりにくいと仕事に響きます。一方、私に必要なのは「通話料を気にせずたくさん話せること」。求めているものが違えば、ベストな答えも違ってきます。

無理にどちらかに揃えると、どちらかが少し我慢することになります。それなら、それぞれに合うものを選んだほうが、二人とも気持ちよく使えます。

50代主婦
50代主婦

家族割がなくなるのは、なんだか損な気がして…。

FPゆみか
FPゆみか

割引額だけで決めると、毎日の使い勝手を見落としがちなんです。私も最初は同じように迷いました。割引と使いやすさ、両方を並べて比べてみてくださいね。

ちなみに私は、楽天モバイルだけだと場所によってつながりにくさを感じることがあったので、ドコモ回線の日本通信SIMを“予備”として同じスマホに入れています。日本通信SIMの私の支払いはおよそ月293円。安く予備を持てるので、つながりにくさの不安をこれでカバーしています。

夫婦で格安SIMを使い分けるときの選び方

「別々もいいかも」と思った方へ、選ぶときの順番をお伝えします。

ステップ1:まず「通話が多いか・データが多いか」で分ける

夫婦それぞれ、何をよく使うかを書き出してみましょう。電話が多いなら、かけ放題のある楽天モバイルのようなサービスが向いています。動画やネットが多いなら、データ量たっぷりのプランが候補です。普段は家のWi-Fiを利用していて、通信量も少ないなら小ギガのプランを選ぶなど、人によって答えが違うので、ここはご自身の使い方から考えるのがおすすめです。

ステップ2:回線のつながりやすさを確認する

格安SIMは「どこの回線を借りているか」でつながりやすさが変わります。お住まいの地域や生活圏で安定してつながるかは、事前に確認しておくと安心です。仕事で電話を使う方は、特にここを重視してくださいね。

ステップ3:申し込みは1社ずつ、無理にまとめない

夫婦で別々にするなら、それぞれが自分に合う会社に申し込めば大丈夫です。同じ会社に揃える必要はありません。今は多くの格安SIMが選べますので、割引目当てで夫婦で揃えなくても十分安い料金で使えます。

各社のおよその料金やキャンペーンは、下記の比較ページにまとめているので、見比べてから決めると失敗しにくいです。

夫婦で使い分けるときに気をつけたいこと

最後に、別々にする前に知っておきたい点を、私の経験からお伝えします。

ひとつは、同じ会社にまとめたときの家族割が外れる場合があること。家のネット回線もセットにしていたりすると、ネット割などの割引もあるかも知れません。それぞれの総額の比較と併せて、使いやすさも考え、どちらを優先するかはご家庭ごとに考えてみてください。

もうひとつは、回線の相性です。私のように、メインがつながりにくい地域があるなら、別の回線の格安SIMを予備として1台のスマホに入れておく(デュアルSIM)という方法もあります。いざというときの保険になります。

「夫婦は同じにしなきゃ」と思い込まなくて大丈夫です。それぞれの使い方に合わせて選ぶと、満足度が上がりやすいですよ。

【まとめ】
・夫婦の格安SIMは「揃える」より「使い分け」が合うこともあります
・通話が多いか・データが多いかで、それぞれに合うものを選びましょう
・回線のつながりやすさと家族割の有無を見比べて決めるのがおすすめです

それぞれに合う格安SIMのおよその料金やキャンペーンは、下記の比較ページで見比べられます。
【50代向け】格安SIM比較ページはこちら

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